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ヨーガ療法をくりかえし行うと、自分を意識する習慣が身についてきます。

日常でも心身の変化に対する感覚が高まりますので、不調にはやく気づいて対処したり、悪化を予防したりと自分の健康を見つめる力が身につきます。

また、身体や呼吸をはじめ、さらい深いところにある感情や思考に対する気づき、客観的に自分を捉える力も身についてきます。

ヨーガ療法では、

心・思考・感情・呼吸・肉体

の五つの要素が調和してる状態を「健康」と捉えています。

カラダ・呼吸・ココロに働きかける4つの方法


ヨーガ療法は、その日の体調や気分に合わせて、4つの技法(体操・呼吸法・リラクゼーション法・瞑想法)を組み合わせて、自分の持てる力の範囲内で、そして自分のペースで無理なく進めていきます。

体操:呼吸に合わせて体を動かしていきます。簡単な動きのものから、自分の持てる力の分だけで押し合ったりする安全性の高いアイソメトリック(等尺)運動まで、様々な技法を用いて,体力と筋力の維持・強化,運動機能(バランス・柔軟性)の向上を目指します。椅子に座って行うこともできますので、体力に自信のない方でも安心して行えます。

呼吸法:目的に合わせて、気分を活性化または鎮静化する呼吸法などを行い、自律神経のバランスを整え、感情のコントロールをしやすくします。

リラクゼーション法:意識的にカラダの緊張をゆるめていきます。心の落ち着きや頭がスッキリするなどの効果があります。リラックスすることで、不安や抑うつ、疲労感や痛みが軽減したり、睡眠の質も改善します。

瞑想法:「いまここ」に集中する瞑想や、日常生活を振り返る瞑想を行います。過去の記憶が整理され、自分への理解が深まり、集中力も高まります。